「シュリンク~精神科ヨワイ~⑱」
原作:七海 仁
漫画:月子
どうして私が・・・
36歳で突然子宮体がんと診断され、いくつもの治療の選択肢を前に立ち尽くす並木紬。
面影橋メディカルセンターでがん患者支援に携わることになった弱井は、誰にも苦しみを打ち明けられず涙する紬に「焦らず時間を取って悲しんでこそ前に進める」と伝える。
少しずつ病を受け入れ始めた紬だったが、手術後、家族への罪悪感に苛まれ、すべてを受け入れてくれる生成AIとの対話にのめり込んでいき・・・。
一方、主治医の岩城のもとには、その言動をめぐり、患者や家族から不満の声が寄せられていた。
「癌患者の生きる支えとなる心に向き合うことは、治療そのものを意味すると、僕は思います」
当たり前だった日常が、手からこぼれ落ちていくがん治療。
その中で精神医療にできることは何か。
自分らしく生きることの意味を問う。