「オーバードーズをする子どもたち」
著:松本俊彦
薬物依存症の臨床現場では、10代患者が急増しています。その多くは覚醒剤や大麻ではなく、「市販薬」です。
子どもたちは辛い感情を和らげようと市販薬をオーバードーズし、いつしかそれを手放せなくなっています。
我が国の薬物対策は長らく「ダメ。ゼッタイ。」のスローガン一辺倒で、使用者をさらし者にし、排除してきました。
その背後にある「生きづらさや困りごと」には目を背け、気づかないふりを決め込んできたわけです。
いま私たちは、そのツケを突きつけられています。
①まず共有したい自殺のファクト
②リストカットとはどんな現象か
③リストカット、そしてオーバードーズ
④さまざまなトラウマとオーバードーズ
⑤助けを求めないのが自傷行為の本質
⑥ハームリダクションと持続可能な支援